Kaepaの創業者トム・アダムスはテニス試合中に靴紐が切れてしまいます。普通なら試合を諦めるところですがトムは違いました。両端を別々に2つの結び目に結び、プレイを続けたのです。試合後、その方がむしろ靴が安定していることに気づいたのです。
この小さな気づきが発明――スプリットヴァンプ(分割甲革)とダブルレースシステム――を生み、ついにKaepaの誕生へとつながりました。
トムは自身の創造の可能性を認識し、これらのアイデアを特許取得。
ダブルレースアップとスプリットヴァンプの技術が誕生し、これが後にKaepaブランドの礎となりました。
テニスコートでの応急処置として始まったこのシューズは、世界中のアスリートが何十年にもわたって信頼を寄せる革新的なデザインへと成長しました。